税務相談会を実施しました
- 2019.02.04
- 経営全般
先週、さっぽろ産業振興センターにて税務相談会を実施しました。
対象者はスタートアップ・プロジェクトルーム(SPR)に入居されている方々。
SPRは、法人設立後(個人事業の場合は事業開始後)7年以内等の入居条件があり、異なる業種の法人・個人事業者が入居しています。
相談者には共通の問題点が
相談内容は資金繰りや資金調達、資産購入時の税務判断など様々でした。
ただ、ひとつずつ話を進めていくと、最終的に行き着くのは業績把握。
どの会社も定期的な試算表の作成が行われていませんでした。
それぞれに事情があるのですが、なるべく早く改善していただきたい部分でもあります。
試算表を作成しましょう
私は日頃から自計化を推進していますが、会社の事情で経理まで手が回らないということはよくあります。
この場合は仕方がありません。
税理士事務所へ記帳代行を依頼しましょう。
記帳代行の場合はできあがった試算表が少し古いデータとなってしましますが、それでも大事な情報です。
まずは試算表を定期的に作成し、会社の業績を数字の面から把握していきましょう。
試算表が定期的に作成されていない法人は、税理士と顧問契約を締結していない、または契約の締結はしていても税理士との打合せが不定期であることが多いです。
顧問料の問題もあるので、やむを得ないところでもあるのですが・・・。
今後も税務相談を通じて、帳簿作成の必要性や税理士と話をすることのメリットを少しでも感じていただけたらいいなと思っています。
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